エラーメッセージ

自宅で使っている古いデスクトップパソコンが起動しないという相談を受けました。数日前に自宅内の無線LAN化とデジタルミュージックプレイヤーの操作説明をしたばかりですが、そのときまでは普通に使えていたようです。もっとも、デスクトップパソコンはまったくいじりませんでしたから、私は悪くありません(笑)。Windows2000が入っているころのパソコンですから、そろそろ寿命を迎えてもおかしくはない時期です。

とにかく、何が起こっているのか把握しないことにはアドバイスのしようがありません。相手の説明によると、電源を入れてもいつもの画面が出てこない。黒い背景に白い文字で何か書いてあった。今まではそういうときには、どれか忘れたけどキーを押すと起動できていたけど、今回はそのキーを押しても起動できなかった。どうしたらいつも通り起動できるか?とのことです。考えられる可能性はいくつかありますが、状況説明が曖昧でいまいち的確なアドバイスができそうにありません。

エラーの伝え方

たいていのトラブルは、エラーメッセージを正確に伝えてくだされば、解決方法(またはその手がかり)が見つかります。「正確に」というのが難しいところです。よく聞くのは変なメッセージが出てきた英語のメッセージが出てきた何かお知らせが出てきたけど、よく分からないからキャンセル(またはOK)しておいたというセリフです。とりあえずエラーメッセージを読んでみてください。読んでも意味が分からなければ、そのまま書き写すかデジカメで撮影しておいてください。

日本語で書いてあれば、たいていの場合、何が問題なのかくらいは判別できます。エラーメッセージをそのままGoogleで検索してみるのもおすすめです。プロも、見たことのないエラーメッセージの場合、とりあえずGoogleで検索して、似たような事例がないか確認します。大抵、ズバリの解決策や解決方法のヒントが見つかります。結局のところ、プロはすべての問題の解決方法を知っているわけではなく、解決方法を調べる方法を知っているだけなのです。

解決方法のヒント

いくらプロといえども、初めて見るパソコンの全てを知っているわけではありません。また、分かっている情報は最初に共有しておくことで、最短の時間で解決することができます。プロに依頼する前に、以下のようなことを確認しておくとスムーズに作業が進みます。

  • エラーメッセージを正確に、省略せずに伝える。
  • 問題が再現する手順をメモしておく。必ず再現するのか、再現しないときもあるのか。
  • 周辺機器を接続している場合、取り外しても現象が再現するか。
  • 複数のパソコンを持っている場合、別のパソコンでも現象が発生するか。